毎年夏になれば必ず蚊取線香を買う。あの金鳥のぐるぐる巻きのクラシックなやつである。閉じきった部屋で冷房でもつけてれば蚊もそうそう飛ばないのだが、それでも蚊取線香は夏になくてはならないアイテムである。落ち着くのである。
僕はあの匂いと煙がたまらなくフェティッシュに好きなのだ。どこか小さい頃の実家や祖父母の家の匂いを思い出して、軽いノスタルジーに浸っては勝手に切なくなってしまう。そんな感傷自分でもらしくないとは思うんだけど。 何もかも憂鬱な夏において、蚊取線香を炊くという行為は実に貴重な楽しいイベントだ。 思い出すといえば「おもいでの夏」という映画を知っていますか? 夏休みに小さな島に家族とバカンスにやって来た15歳の少年が、島で暮らす美しい人妻に強い憧れを抱く、切ないひと夏のラブストーリー。71年作の名作映画。 年上の女性に淡い恋心を抱く少年という、もう今まで文学からAVまでさんざんモチーフにされまくった、永遠の恋のかたちの一つの古典といってもよいと思う。 もうたまんないね、こーいうの。憧れちゃう。こういう時もう少年でも童貞でもなくなった自分に少しがっかりします。 ラストシーン、ひと夏の「経験」後、やりきれない虚しさと悲しみと不条理を抱えて海を見つめる主人公の男の子。ナイーブでピュアじゃなかったら、もっとタフだったら、もっと大人だったら、こんなに傷つかなくてもいいのにね。 いつだって夏は暑すぎるし、青春は退屈すぎる。 何かを得るということは何かを失うということと同義だから、少年はいつだって現実に苛立ちながら、未来に怯えているのである。 ドラクエの新作が出て(ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔)、そのキャラの一人が超かわいいいんですよ! きゃー!!鳥山先生、かわいすぎ!こんなゴスロリ路線初!じゃないすか? 名前はセティアで僧侶らしいです!あー、セティアちゃんにベホマ★されるためだけにWii欲しいなあ。
by kingplaytheworld
| 2007-07-30 02:42
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